こちらは、2021年9月2日に公開された以下のドキュメントを翻訳したものとなります。
A Graph Rendering Library for the Web: PCUI Graph
新しいオープンソースライブラリのリリースをお知らせします:PCUIグラフです。PCUIグラフはブラウザ用のグラフレンダリングフレームワークで、様々なタイプのノードベースのグラフを構築し表示することができます。
昨年、PlayCanvasエディタなどのWebベースのツールを構築するためのフロントエンドフレームワークであるPCUIをオープンソース化しました。その後、PCUIは新しいオープンソース ツール群であるglTF ビューワーとPlayCanvasサンプルブラウザの基盤として使用されました。しかし最近のツールプロジェクトではノードベースのグラフの作成や編集が必要とされてきました。そこで弊社はPCUIの新しいプラグインであるPCUIグラフの開発に着手しました。このプラグインはPlayCanvasシェーダーエディタとアニメーションステートグラフエディタの両方に対応しているため、現在すでに使用されています。
PCUIグラフは有向グラフとビジュアルプログラミンググラフの両方をサポートしているので、プロジェクトのワークフローの重要な部分をすばやくマッピングすることができます。PCUIグラフのおもな機能は以下のとおりです。
- スキーマベース – 作成した各グラフはJSONフォーマットのスキーマに基づくため、グラフの種類をあらかじめ簡単に定義できます。
- イベントシステム – グラフに対するすべてのUIインタラクションに対して、イベントリスナーをフックできます。
- グラフステートデータ – グラフの最新のステートをいつでも簡単にJSONデータ形式で取得でき、このデータは後でグラフにロード可能です。
- コンテキストメニュー – グラフスキーマにコンテキストメニューを定義でき、このメニューはUIでのノード/エッジの作成と削除に対応しています。
- シンプルなAPI – ユーザーによるグラフの操作は、プログラムでもおこなうことができます。
- スタイリング – グラフは、ノード/エッジのデフォルトのスタイリングを変更するよう設定可能です。これらのスタイルは、個々のノード/エッジタイプのスキーマでオーバーライドすることもできます。
お役立ちリンク
ぜひPCUIとPCUIグラフをお試しください!皆様がPCUIとPCUIを使ってどんな作品を作るのか、とても楽しみです!
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。