こちらは、2018年10月30日に公開された以下のドキュメントを翻訳したものとなります。
Scene Launching Supercharged!
PlayCanvasゲームでの処理時間が格段に速くなりました!
PlayCanvas Editorでシーンの起動を始めるには、一連のアセットをロードする必要があります。ノンスクリプトアセットはブラウザのキャッシュメモリからロードされます。しかし、一つ一つのスクリプトアセットはサーバーにラウンドトリップリクエストを要求しますので、スクリプトが大量に発生するプロジェクトでは、ロード時間が長くなる可能性があり、処理時間は大変なものになるでしょう。
今日は、複数のスクリプトを一つのファイルに連結するシーンを起動するとき、まるで稲妻のごとく速いビルドステップを導入する更新のデプロイをしたことをご報告します。つまり、スクリプトの数にかかわらず、一つのHTTPリクエストしか生成されないということです。
この連結のメリットを使うには
Launchボタンのサブメニューに、「Concatenate Scripts」という新しいオプションがあります。連結機能を有効にするためには、ここにチェックを入れてください。
どんな効果がありますか?
プロジェクトに含まれるスクリプトの量およびネットワーク環境によってよくなったと感じる点は様々です。しかし、スクリプトが大量にあり、高レイテンシ(ping)でのインターネット接続の場合、スピードアップを如実に感じられるでしょう。
これは低レイテンシのWi-Fi(ダウンロード 150Mbps Ping 7ms)で125個のスクリプトを照会するシーンの場合の起動時間です。
・Concatenate オフ: 24秒
・Concatenate オン: 2秒(!)
でも、これによってデバッギングがダメになりませんか?
答えは、「いいえ」です。個々のスクリプトを照会するのにsource mapsを使用しています。Sourcesタブでスクリプトを探し、いつも通りブレークポイントをセットします。長い連結スクリプトのファイルを操作する必要はありません。
皆さんにとってこの最新の更新が使いやすいものであり、処理時間が短くなることを願っています。
どうぞお楽しみください!
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。