こちらは、2018年4月24日に公開された以下のドキュメントを翻訳したものとなります。
PlayCanvas Engine reaches 1.0.0!
PlayCanvasは7年前の2011年5月9日に誕生しました。当初、弊社はプロトタイピングを繰り返して実施し、このすばらしい画期的なWebGL APIがどのような可能性を持っているか模索していました。その後2011年10月までに弊社はソースコードレポジトリの設定を完了し、最初のエンジンプロトタイプをコミットしました。当初、弊社はリリースの命名規則にSemantic Versioningを採用しました。弊社の初回のコミットでエンジンv0.10.0が発表されました。それ以降、弊社は急速にリリースを重ね、1週間に1回以上のリリースをおこなうことが度々ありました。それから数ヶ月、数年が経過して弊社のチームは成長し、多様な機能がコードベースへと組み込まれました。しかしこの間、主要バージョン番号が増加することはありませんでした。なぜでしょうか?これには以下の理由があります:
- 弊社は開発を急速に進めてきましたが、1.0.0に到達できるような大幅なリリースには至っていませんで した。
- 弊社は、下位互換性を維持するよう多大な努力を続けてきました。たとえば、2011年12月に作成されたDoom3 : Gangnam Styleなどのプロジェクトは、現在でも問題なく稼動します!このことからも、弊社が意図的にお客様のプロジェクトを台無しにしたことはない点をご理解いただけると思います。
- ただ、弊社に・・・着手する余裕がありませんでした!
Semantic Versioningのサイトでは、以下のように述べられています:
いつ1.0.0をリリースすべきでしょうか?
ソフトウェアが本番環境で使用されているならば、おそらくすでに1.0.0でしょう。また、ユーザーが頼りにするような安定したAPIがあるならば1.0.0でしょう。あるいは、下位互換性について多くの点を考慮している場合も1.0.0でしょう。
PlayCanvas APIは現在では非常に安定しており、豊富な機能を実装し、実績も十分に証明されています。また下位互換性は、弊社が非常に慎重に考慮している点です。現在PlayCanvasは、数千ものディベロッパーに本番環境でご利用いただいています。
PlayCanvasで開発された Indian Motorcycle社のコンフィグレーター
PlayCanvasエンジン v1.0.0をアナウンスできることを、大変嬉しく思っております。非凡な才能を持つ多くの方々にご協力いただいたおかげで、今回のリリースを実現できました点について心より感謝申し上げます。
さあ、新たな7年間が始まりました!
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