こちらは、2023年4月26日に公開された以下のドキュメントを翻訳したものとなります。
Announcing the New PlayCanvas Asset Store
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PlayCanvas Asset Store は、ユーザーがプロジェクト用のコンテンツを見つけるための場所です。できるだけ早くプロジェクトの作成を開始したい新規ユーザーにとって特に役立ちます。
これまで Asset Store は特段使いやすいわけではなく、ストア内のコンテンツは長い間変わっていませんでした。つまり完全な見直しと更新が必要だったのです。
本日、PlayCanvas Asset Store の大幅なアップグレードについてお知らせします!
まず Asset Store から取り込んだコンテンツを使って、都市のシーンを構築するサンプルをご覧ください。スカイボックス、3D都市ブロックメッシュのパックとカメラコントロールスクリプトをインポートした後に、ドラッグアンドドロップで都市を構築しています。コードは1行も必要でない点にご注目ください!
それでは、新しいAsset Storeの主な機能をみていきましょう。
エディターへの組み込み
エディター上で簡単にアセットを探すことができます。新しいタブを開きWebで探し回る必要はもうありません。エディターのアセットパネルにある「ASSET STORE」ボタンから、すぐれた設計のレスポンシブな Asset Store パネルを開けるようになり、利便性が向上しました。
エディター内でアセットを選択できる非常に大きなメリットとして、選択中のアセットフォルダが分かる点が挙げられます。つまり、インポートしたアセットの保存場所を完全にコントロールできます。
インポート前にストアアセットをプレビュー
アセットのサムネイルだけでは、特定のアセットが希望どおりのものか分からない場合があります。
新しいストアでは、ストアアイテムの選択や適切なビューワーでのプレビューが可能になりました(3Dモデルの場合には glTF Viewer、テクスチャやキューブマップの場合には Texture Viewer)。
ほしいものをすばやく検索
ストアのアイテム数が増え続けているため、アセットの検索を絞り込む必要がありました。新しいストアでは検索やソート、フィルタリング機能が強化されています。
アセットタイプでのフィルタリングのほか、アセット名や説明での検索が可能です。また、条件に応じた検索結果の並べ替えもおこなえます。
新しいコンテンツ
これまでの Asset Store のコンテンツは、いわば時代遅れになっていました。私達は今、HDRスカイボックスや PBRマテリアル、高ポリゴンメッシュの世界にいます。このためストアの古いアイテムを削除して、より良いモダンなコンテンツに更新する必要がありました。PlayCanvasチームはkenney.nl、HDRi Haven、Sketchfab、KhronosのglTF Sample Modelsなどのすばらしいコンテンツソースから幅広い Creative Commons アセットを選択しました。
ストアに追加してほしいコンテンツがある場合には、ぜひご連絡ください!
今後
新しい Asset Store について、改善したい点はまだたくさんあります!特に注力していきたいのは以下の点です:
- コンテンツの拡充:
本日お知らせしたアップデートで重要なのは、反復をおこなうためのコアとなるインフラを提供したということです。アップデートによってストアへのコンテンツの追加が非常に簡単になりました。近日中に、コンテンツの範囲が迅速に広がっていくのを確認いただけると思います。 - サードパーティーのストア:
ストア用の強固な基礎が完成したので、同じUIでサードパーティーのストアをホストできるようになりました。ユーザーの皆様には幅広い選択肢が提供されます。 - より広範なアセットタイプ:
本日のリリースではモデル、フォント、テクスチャ、スカイボックス、スクリプトが提供されました。
今後、オーディオアセットとテンプレートアセット(AKAプレハブ)を追加する予定です。プロジェクトに完全にインタラクティブなビジュアルエンティティをインポートできるようになるため、特にテンプレートアセットは皆様に活用していただけると思います(運転できる乗り物や、コントロールできるキャラクターなど)。
アセットストアへの追加にご希望はありますか?ぜひフォーラムでお知らせください。
皆様、どうぞPlayCanvasでの創作を楽しんでください!
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