JSONスクリプト属性の導入

こちらは、2020年11月3日に公開された以下のドキュメントを翻訳したものとなります。

Introducing JSON Script Attributes

スクリプト属性の改善によって、関連する属性をさらに簡単に整理およびグループ化できるようになりました。

JSONを使用すれば、複数の属性を持つデータオブジェクトのスキーマを定義し、インスペクターでグループ化できます。

以下の例では「settings」という名前のJSONスキーマを作成しました。このスキーマには属性「gravity」、「startingHealth」、「godMode」があります。

GameManager.attributes.add('settings', {
    type: 'json',
    schema: [{
        name: 'gravity',
        type: 'number',
        default: -9.8
    }, {
        name: 'startingHealth',
        type: 'number',
        default: 20
    }, {
        name: 'godMode',
        type: 'boolean',
        default: false
    }]
});

インスペクターでは、データオブジェクトは折りたたみ可能なセクションとして表示されます：

さらに、これらのデータオブジェクトを配列にできるようになりました！これまで複数の属性配列の管理はアップデートが難しくエラーが発生しやすかったため、これは大幅な機能向上となりました。

以下は、敵の配列のJSONスキーマの例です：

GameManager.attributes.add('enemies', {
    type: 'json',
    schema: [{
        name: 'health',
        type: 'number',
        default: 10
    }, {
        name: 'type',
        type: 'number',
        enum: [
            { 'Close Combat': 1 },
            { 'Range': 2 },
            { 'Both': 3 }
        ]
    }, {
        name: 'templateAsset',
        type: 'asset',
        assetType: 'template'
    }],
    array: true
});

インスペクターでは以下のように表示され、以前に比べて非常に簡潔になりました！

詳細はドキュメントをご確認ください。フォーラムへの皆様からのフィードバックをお待ちしています！