PCUIフレームワークをTypeScriptに移行

こちらは、2022年12月20日に公開された以下のドキュメントを翻訳したものとなります。
PCUI Framework Migrated to TypeScript

PCUIはPlayCanvasエディター、glTF Viewer、Texture Toolなどすばらしいウェブベースツールを構築するためのオープンソースのフロントエンドフレームワークです！

本日、PCUIバージョン 2.10.0をリリースしました！このリリースには多くの重要なアップデートや改善が含まれており、PCUIでのウェブツール構築がさらに容易かつ効率的になりました。

このリリースでの最大の変更は、ソースコード全体をJavaScriptからTypeScriptに移行した点です。これによって開発者には多くのメリットがもたらされます。たとえば型確認の改善、コード補完やIDEでのIntelliSenseの向上、コードのメンテナンスやリファクタリングの簡便化などです。

ソースコードの移行のほか、Typedocで構築された新しいAPIリファレンスマニュアルもリリースしました。これによって開発者はPCUIで利用できる様々なAPIやコンポーネントの理解をさらに深め、容易に使用できるようになります。

また、このリリースでTypeScriptの型宣言が改善された点についても開発者の皆様によろこんでいただけると思います。TypeScriptプロジェクトでのPCUIの使用がさらに容易になりました。

最後に、PCUIのオープンソースとしての性質をご説明します。PlayCanvasチームは、すばらしいソフトウェアを共に構築していくためのオープンソースコミュニティの力を信じています。オープンソースの開発者の皆様は、ぜひプロジェクトにご参加ください。コードでの貢献や、問題点の報告、フィードバックの送信など、皆様のご参加をお待ちしています。詳細はGitHubのPCUIレポジトリをご参照ください！

PCUIをご利用いただきありがとうございます。ぜひ、今回のリリースを皆様にご活用いただければと思います！

Will