こちらは、2017年7月25日に公開された以下のドキュメントを翻訳したものとなります。
PlayCanvas to Support Flash Devs as Adobe Kills its Player
本日、Adobeは2020年までにFlashの提供を終了すると発表しました。
2011年初めに弊社はこうした事態を予測し、PlayCanvasの開発に着手しました。弊社は、Flashはその後数年間は普及するだろうと考えていましたが、それと同時にコンテンツクリエイター向けにFlashの代替策を構築する必要性が出てくる点や、その構築が非常に大規模な任務になることもまた認識していました。その後6年が経過し、PlayCanvasはWebGLコンテンツを構築するための信頼性の高いツールセットとしての地位を確立しました。ブラウザベースのエディタは負荷が低いうえに、非常に強力です。PlayCanvasを使用して開発されたアプリケーションは非常に負荷が低く、また古いバージョンのモバイルデバイスでも高いパフォーマンスを発揮します。さらに、弊社の「最新」のクラウドベースのアプローチによって、ディベロッパーはこれまでは出来なかったような協力作業や反復作業をおこなえるようになりました。
FlashはStage3Dを標準として確立することはできませんでした。他方、WebGLはWebベース 3D向けの主力として強固な地位を得て、現在ではバージョン2.0に達しています。実際に、PlayCanvasは今年の1月にMozillaと提携し新しい標準をリリースしました。これまでFlashは常に、2Dベースのコンテンツ向けに普及してきたため、Flashを利用する既存のディベロッパーは代替策を見出す必要があります。弊社は現在、2Dコンテンツ向けのサポートを改善するよう尽力しています。現時点ですでに、PlayCanvasを利用して秀逸な2Dコンテンツを作成することは可能ですが(Facebookインスタントゲームの上位タイトルの1つであるMaster Archerを参照してください)、弊社はエンジン、ツールともにまだ改善の余地が十分にあると認識しています。こうした改善については、今後皆様に素晴らしいお知らせとしてお届けできると思いますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
要点:Flashを利用するディベロッパーの皆様 ― 弊社は皆様を歓迎します。皆様に満足いただけるようなツールとランタイムを提供できますよう、現在全力で努めております。
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