こちらは、2022年10月5日に公開された以下のドキュメントを翻訳したものとなります。
glTF Viewer Arrives on Mobile with AR Support
PlayCanvas glTFビューワーについて、大規模なリリースをおこなったのでお知らせします。
このバージョンでは、glTFモデルがモバイルや拡張現実でどのようにレンダリングされるかを確認するうえで、ビューワーが理想的なツールになりました!
モバイル上でARモデルを参照
モバイル上のビューワーにモデルがロードされると、そのモデルを拡張現実の体験にドロップするオプションが表示されます。この時点で表示されるモードは、使用しているオペレーションシステムによって異なります。
iOSでは、モデルはAppleのAR Quick Lookモードでロードされ(左上)、Androidでは、モデルはWebXRを使用して環境に配置されます(右上)。
モバイル向けに最適化された設計
どのデバイスで作業していても、アセットのコンテンツとレンダリングを確認できるようになりました。モバイルファーストの原則にもとづいてビューワーが再設計されたため、デスクトップと同様にモバイル上でもglTFコンテンツを参照できます。
UIは、デバイスの画面サイズに応じて拡大縮小します。また、非常に小さな画面でもglTFコンテンツ自体に集中できるよう、無駄のないとしたアプローチがとられています。
モバイルデバイスに、すばやくモデルをロード
PlayCanvasビューワー v3.0をデスクトップに読み込むと、glTFモデルをURLからロードするオプションが表示されます。
このオプションを使用すると、アプリケーションはQRコードを生成します。このQRコードをスキャンすれば、ビューワーで見ているシーンをデバイス間で共有できます。
PlayCanvasの新しいテーマ
PCUIの最新リリース(v2.7.0)では、このバージョンを利用して構築したアプリケーションで、新たに追加されたテーマを使用できます。これによって、モデルビューワーに新しいカラーテーマを適用できるようになりました:
この新しいテーマは、落ち着いたグレーのトーンですので、ユーザーはモデルコンテンツにさらに集中できるはずです。このテーマは、今後数か月間でPlayCanvasの多くのアプリケーションに適用される予定です!PCUIライブラリのissue trackerに、ぜひフィードバックをお寄せください。
オープンソース
PlayCanvasはオープンソース化を全面的に推進しているため、glTFビューワーはGitHubで公開されています。
これは、PlayCanvas PCUIフロントエンドフレームワークとPlayCanvasエンジンランタイムをベースに構築されたTypeScriptアプリケーションです。
これらのオープンソースプロジェクトは、何年もかけて作られたもので、すばらしいOSSコミュニティなしには実現できませんでした。
ぜひ、PlayCanvasのGitHubの多様なリポジトリを参照いただき、ご自分のプロジェクトの公開をご検討いただけると幸いです。また、機能リクエストやバグレポートもお気軽にお寄せください。お待ちしています!
改善された新しいglTFビューワーを、ぜひ皆様のプロジェクトでご活用ください。
数ヶ月後にさらにアップデートをお知らせしますので、どうぞお楽しみに!
Elliott Thompson
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